41歳でもミトコンドリアを増やせば卵子が若返る?!
妊娠判定2回目は化学的流産だったため、ショックであまり記憶がない私。
先生の話は上の空で診察室で聞いていたように思います。
「今後は卵子の改善していきましょう」
という大事な話だったような…
しかし、化学的流産ショック!ではっきりとは覚えていません。
自宅に帰ってから先生のお話を思い出していると、気になる単語が浮かびました。
ミトコンドリア
そう、確か、先生は…
「ミトコンドリアですよ!ミトコンドリアを増やすこと!」とおっしゃっていました。
ミトコンドリアが卵子の質の改善の鍵になるっていう意味だったはず。
卵子の質の改善をするお話をしていたときにおっしゃってたんですから。
ということで、ミトコンドリアについて調べてみました。
ミトコンドリアとは、細胞内でエネルギーを作り出している細胞内小器官。
体内のミトコンドリアを増やせばエネルギーを作る能力が増す。
そして、活性酸素をおさえ体を若返らせることが出来る。
つまり、卵子も若返る!
卵子の老化も防ぐ!
そうだったの~♪ すごい!ミトコンドリア!
ということで、ミトコンドリア増やして卵子を若返らせるよう頑張ります。
妊活力がアップするミトコンドリアを増やす方法とは?
ミトコンドリアが卵子の若返りに影響することはわかってきました。
では、ミトコンドリアはどうすれば増えるのでしょうか?
ミトコンドリアは増える?という表現であっているのかすら分からない状態の私です。
ミトコンドリアを増やすには運動と食事。
結局はこれが基本なんですよね。
妊活力アップだけでなく、若返り術としてもミトコンドリアを増やす方法は元々言われて
きたことのようです。
地道にコツコツと運動と食事に気を付けることが大切ということ。
以前、NHKのためしてガッテンで紹介されていた方法は「インターバル速歩」。
「早歩き3分間→ゆっくり歩き3分間」×5回(計30分)
これを週に4日以上行うトレーニング法。
ちょいキツの運動がミトコンドリアを増やすんだそうです。
ミトコンドリアを食事で増やすにはタウリンやビタミンB群、そして鉄。
イカ、タコ、貝類などのタウリン。
豚肉、ウナギなどのビタミンB群。
レバーに多く含まれる鉄。
妊娠したい!と願う方ならバランスよく栄養を摂取されていると思います。
ミトコンドリアを増やすには食事だけではなかなか難しいように感じました。
となるとやはり手っ取り早くサプリがあればいいな~と思ってしまいます♪
ミトコンドリアと不妊治療の最先端技術とは?
2016年に国内で初・高齢出産になる女性の妊娠率向上などを目指し、
本人の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に注入する自家移植治療を
実施し、2人が妊娠したというニュースがありました。
「良質なミトコンドリアを注入することで卵子の質を改善し、体外受精の成功率
を高める」
重い不妊の女性の選択肢になりうる…という記事。
ただ、費用がなかなかの高額。
一般的な体外受精の費用は30~60万円程度かかります。
ミトコンドリアを注入する体外受精では170万円!
絶対に妊娠すると分かっていれば…いえ、やはり躊躇してしまう金額ですね…
米企業が開発したというこの治療法らしいですが、有効性や安全性に懸念を示す
専門家がいるというお話。
欧州やカナダなどではすでに250例を超す実施例もあるそうです。
国内で実施した大阪の不妊クリニック、2017年6月の記事が興味深かく感じました。
21人の女性がミトコンドリア注入の治療を受け、6人が妊娠されたとのこと。
6人の年齢は27歳から44歳。
うち4人が出産。
その年齢が27歳から36歳、という内容でした。
40代での出産は・・・やはり難しいんだろうかと思ってしまいました。
いえ、たまたまかもしれません。
実際、大阪の不妊クリニックでは体外受精を50回もしているのに妊娠に至らない
という方々30人にこの方法を試したところ、10人が妊娠。
出産はどうなったのかが気になるところですが…
それでも凄いことだとは感じました。
ミトコンドリアと不妊治療のまとめ
ミトコンドリアが卵子の質を高めてくれることは分かりました。
今なら最先端技術でミトコンドリアを卵子に注入できるようにまでなっています。
本当に凄いことですね。
ただ、私が不妊治療をしていた当時は残念ながらありませんでした。
もしも当時にこのような技術があれば…
私たち夫婦はどうしただろう?とふと思いました。
40代の自分、確実に卵子の老化は進んでいる。
妊娠できたとしても、妊娠を継続することは難しいかもしれない。
そのカギを握るのがミトコンドリアだと言われれば、何とかしたいと思ったでしょう。
でも、ミトコンドリアを卵子に注入する治療での体外受精の費用は170万円。
この治療を受けたからといって必ずしも妊娠・出産できるとは限らないのです。
だからといって、体外受精を繰り返し、治療費がかさんでいくという不安も…
どんな不妊治療を選ぶかは人それぞれ。
正解なんてないでしょう。
どの道を選んだとしても、赤ちゃんが生まれることは奇跡に違いありません。