着床前診断カウンセリングで知るメリット、デメリットとは?

着床前診断カウンセリング

大谷レディースクリニックで着床前診断カウンセリングへ

早朝羽田から神戸へ飛行機で向かいました。

着床前診断のカウンセリングを受けるこの日を待っていたものの…

できれば、それまでに妊娠していたかったというのが本音。

 

数ヶ月も先の着床前カウンセリングなんて受けることはないかも♪

絶対、それまでに妊娠できる!そう思っていたのに。

結局、地元・神戸に来ちゃった私たち。

カウンセリングルームは診察室とは別にあるIVFセンター内。

遺伝子カウンセラーの先生は女性。

時間は1時間半程度を予定。

PC画面を見ながら染色体についての話、染色体異常についての話が30分。

 

まずはじめに、着床前診断を受けたい理由を聞かれます

その後、着床前診断を受けようか悩んでいると話すとかなり驚かれました。

カウンセリングを受けに来た人は「絶対に着床前診断を受けたい!」という方

ばかりですよ、と。

 

ほぼ全員の方がその場で同意書を書いて提出するらしいです。

「へぇ~」って何度も言われました…

なるほど、変わってるんだ、私たち。

でも、そうかも。

 

関東からカウンセリングを受けに来てるのに、悩んでるって珍しいかも。

待ちに待った着床前診断のカウンセリング。

やっと着床前診断を受けられる!と喜んで来るのが普通だと思います。

着床前診断のカウンセリング料はいくらかかる?

着床前診断のカウンセリング説明の後は質問タイムです。

約1時間、時間めいっぱい質問してカウンセリングは終了。

 

着床前診断については反対の主人。

着床前診断の同意書はとりあえず持ち帰ることにし、病院を後にしました。

 

着床前診断カウンセリング料 … ¥3,000-(2013.9)

羽田~神戸 スカイマークの料金 … ¥40,000

(@10,000×往復×2名分)

 

関東に住んでいると言っても田舎なので、羽田までも結構時間がかかりました。

自宅から神戸の大谷クリニックまで片道5時間。

今回は主人の仕事の都合があるので、飛行機での往復。

今後もし通院するとなると、夜行バスになりそう。

着床前診断を受けるメリット、デメリットとは?

大谷レディスクリニックで着床前診断のカウンセリングを受けてきました。

カウンセリングの内容は染色体の話、染色体異常についてを30分程度。

その後は着床前診断についての質問タイムです。

 

着床前診断は日本では認可されておらず、ネットで調べても詳しい内容について

はあまり分かりません。

何を質問すればいいのかも分からず…

ただ、思いついたことを素直に聞いてみました。

 

着床前診のメリットとかなと思うもの、デメリットのようなもの。

捉え方で変わってくるかとは思います。

8つ以外にももっと色んな質問をしたのですが、記憶にあるのはこれくらいです。

着床前診断カウンセリングで聞いてみた8つの質問

・染色体異常は受精時に起こりやすいというのは本当ですか?

⇒ 染色体異常はいつでも起きます。

 

・40代なので、妊娠できれば新型出生前診断を考えていました。

着床前診断を受け正常卵で妊娠した場合、新型出生前診断は必要ですか?

⇒ 着床前診断を受けていれば、必要ありません。

 

・私のような年齢でも大丈夫でしょうか?正常卵はありますか?

⇒ 着床前診断を希望される40代の方は多いです。

個人差はありますが、染色体異常は70%以上あると思ってください。

 

・着床前診断を受けて正常卵を移植できれば妊娠率はアップしますか?

⇒ 妊娠率は上がります。しかし、必ずしも妊娠できるわけではありません。

 

・着床前診断は結果が出るのにどれくらいかかるのですか?

⇒ 採卵後、胚盤胞まで培養します。

胚の細胞を採取し、アメリカの研究所で着床前診断をします。

結果が出るまで大よそ3週間程度かかります。

 

・胚盤胞から細胞を取り出して何か問題はないのでしょうか?

⇒ ご心配かと思いますが、特に問題はありません。

 

・着床前診断の費用はどのくらいかかりますか?

⇒ 大谷レディスクリニックではaCGH法という方法で着床前診断を行います。

バイオプシー費用(胚盤胞より細胞を採取する)。

aCGH費用(バイオプシーした細胞で染色体の診断を行う)。

両方の費用を合わせた額が着床前診断の費用になります。

詳細は資料を見てください。

その他に体外受精の費用がかかってきます。

 

資料には1個の胚盤胞につき、いくら必要かという一覧表が載っています。

着床前診断をする個数が増えるごとに少し割引あり。

この費用の他に採卵・培養・凍結・融解・胚移植費用は別途必要。

通常の体外受精に着床前診断の個数をプラスした額が合計。

着床前診断を受けられる胚盤胞が多ければ多いほど、費用はかかる…という感じ。

 

・私たちは着床前診断を受けるべきかどうか悩んでいます。

実際、着床前診断はどうなんでしょうか?(2013)

⇒ 着床前診断は日本ではまだ認可されていません。

流産を繰り返し、もう流産はしたくないとおっしゃる気持ち、よく分かります。

妊娠しても流産をしてしまう方、習慣性流産、不育症に悩んでいる方。

たくさんいらっしゃいます。

院長先生は「流産を減らすため、防ぐため」着床前診断を行っておられます。

 

遺伝カウンセラーさんなので、病院や治療に関しては分からないとのこと。

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