高齢出産のリスク?!出血が怖い!前置胎盤の治る確率は?

前置胎盤のリスク

妊娠22週で前置胎盤ぎみ。

高齢出産のリスクなのかなと悩みます。

前置胎盤が治る見込みはあるのか心配…

 

前置胎盤は治る確率はどのくらい?治す方法はある?

 

 

一般的に低置胎盤・前置胎盤は赤ちゃんが大きくなる

につれ、胎盤があがり、赤ちゃんが下がってくると

言われています。

 

前置胎盤が治る確率は 95%!

 

なかなか高めのように感じます。

 

前置胎盤と確定されるのは妊娠後期にあたります。

大よそ32週以降です。

 

前置胎盤が治るとすれば、赤ちゃんが大きくなってくる

妊娠後期になります。

 

妊娠30週あたりで95%程度の方は前置胎盤が治ります。

 

残りの5%程度の方が前置胎盤のまま出産ということに

なります。

 

日本産科婦人科学会が発表した、妊娠週数別に前置胎盤と

診断された後に、そのまま前置胎盤だった確率は以下です。

 

妊娠15~19週で12%

妊娠20~23週で34%

妊娠24~27週で49%

妊娠28~31週で62%

妊娠32~35週で73%

 

出来れば前置胎盤は治したい!

しかし、残念ながら前置胎盤を治す方法はないと言われて

います。

 

なぜ前置胎盤は治らないの?原因は高齢出産?

 

 

45歳の妊婦の私は低置胎盤。

いえ、徐々に下がってきているようです。

このままでは前置胎盤になってしまいます。

 

出来れば、45歳でも自然妊娠したい!

と、思っているので前置胎盤は治したいのです。

 

前置胎盤の原因は何なのでしょう?

40代だからかな?

高齢出産のリスクなのかもしれない…

そんな風に思っていました。

 

しかし、先生はおっしゃっていました。

前置胎盤は原因がはっきりしていません」と。

 

一般的に前置胎盤のリスクとして考えられる要因は

・高齢妊娠

・喫煙の習慣

・人工妊娠中絶術

・流産

・前置胎盤の病歴

・帝王切開を受けたことがある

・多胎妊娠

 

等々がリスク因子と言われています。

しかし、実際は原因が不明とのこと。

 

予防することも難しく、なってしまってからでは

どうすることも出来ないのが現状のようです。

 

前置胎盤になると必ず帝王切開での出産になってしまう?!

 

 

前置胎盤の場合、多くは帝王切開になります。

その程度にもよるものと言われています。

前置胎盤でも必ず帝王切開とは言い切れません

 

ただ、胎児が出てくる際、胎盤がはがれる危険性や

大量出血のリスクが伴います。

 

多くは37~38週に予定帝王切開での出産になります

 

しかし、早い段階で少量の出血があった場合などは、

妊娠を継続するために安静状態を保ち、少しでも長い

間母体での胎児の成長を待ちます。

 

出血が多量になってきた場合など、緊急帝王切開に

なることもあります。

 

早期の出産の場合は赤ちゃんにとっても危険です。

 

前置胎盤の出産リスク、癒着胎盤…出血するとどうなるの?

 

 

前置胎盤の分娩はリスクが高いと言われています。

どのようなリスクがあるのでしょう。

 

前置胎盤の分娩の場合、出血が多量になる可能性が

あります。

 

また、前置胎盤で起こりやすいのが癒着胎盤です。

 

癒着胎盤とは、胎盤の一部又は全部が子宮壁と強く

癒着してしまうことを言います。

通常、分娩後に胎盤は自然に剥がれて子宮から外へ

出てきます。

 

しかし、癒着胎盤はしっかり子宮にくっついたまま。

帝王切開で赤ちゃんが取り上げられたあと、胎盤が

剥がれる際に大出血を起こす危険性があるのです。

 

そのため、子宮全摘出や死亡のケースもあり、

前置癒着胎盤はハイリスク妊娠と言われています。

 

前置胎盤の危険性と出産リスク

 

 

前置胎盤は軽い場合は特に自覚症状はありません。

しかし、突然の大量出血などの危険性があります。

 

前置胎盤といっても位置などによりその状態は

それぞれに違います。

 

全前置胎盤とは

胎盤が内子宮口の全てを完全に覆っている状態

部分前置胎盤とは

胎盤が内子宮口の一部にかかっている状態

 

辺縁前置胎盤とは

胎盤が内子宮口の端にかかっている状態

 

前置胎盤は全分娩の0.3〜0.6%という僅かな

確率で起こります。

 

そして、前置胎盤の中でも最も危険な状態が

全前置胎盤。

 

突然の出血などの危険が伴うため、少しでも

出血が起こると管理入院となることが考え

られます。

 

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