生まれてから体重が100g以上も減り、黄疸の症状が…

低出生体重児の娘

早産の場合、気になるのが体重。

小さい娘を見ると、無事に育ってくれるのか

とても心配になります。

 

保育器の中からいつ出られるのか?

NICUのある病院からいつ退院できるのか?

 

様々な検査の結果もとても気になります。

早産の影響がなければいいのですが…

 

入院生活40日ようやく退院し、保育器の娘の元へ

私の退院が決まりました。

長い長い入院生活は40日に。

お腹はペタンコになったのに、娘が一緒ではないのが

寂しかったです。

 

病院と言う独特な空間からの退院・解放♪

病院を出ると季節は変わっていました。

すぐに主人とともに娘のいる病院へ。

 

産後3日目に会いに行った以来です。

手には保冷バッグ。

中には冷凍した母乳バッグが入っています。

 

GCUの部屋、保育器の中で眠っている娘と再会。

じーーーーーーっと、動かない。

でも、背中が微妙に動いていのが分かります。

呼吸している♪

 

ゴメンね、早く産んじゃって。

チューブがたくさん付けられ、痛々しい姿を見ると、

どうしてもそう思ってしまいます。

 

自力でミルクが飲めない低出生体重児の娘

 

生後1週間の娘。

保育器の中の酸素濃度は変わらず。

徐々に濃度を薄くしていき、保育器を出ることが

出来るらしいです。

 

娘の場合、保育器を出るには1週間ほどかかると

聞いていましたが、もう少し先になる様子。

 

ミルクの時間になると、持参した母乳を注射器の

ような容器に入れ、チューブで送り込みます。

 

じぃ~っと見ていると、少しずつミルクの量が

減っていくのが分かりました。

もう少し体が大きくなって、哺乳力がついて来れば

哺乳瓶になるとのこと。

哺乳瓶に慣れてから、やっと直母の練習です。

 

早産の子はすぐにおっぱいを吸う事が出来ません。

今後、直母の練習が出来るようになったとしても、

通いのため、直母は1日に1度ほど。

 

早産の場合、哺乳瓶に慣れてしまい、直母を嫌がる子

が多いと聞きました。

 

そのため、哺乳力が弱いままになり、直母で飲めなく

なってしまう子もいるそうです。

 

保育器を出て退院間近なベビーちゃんたちはママに

抱っこしてもらい、直母の練習をしていました。

「今日は15ml飲めましたね♪」と話す声。

 

そうか… 退院間近で15mlなのかぁ。

もっといっぱい飲めるようになって欲しくても、

なかなか難しいみたい。

結局、足りない分は哺乳瓶になってしまう現実。

生後0日~1ヶ月の赤ちゃんの1日に必要なミルク量は?

 

生後1日~7日頃の赤ちゃん

生後1週間頃まではミルク量の目安が毎日変わります。

生後0日で10mlから開始。

毎日、10mlずつ追加していきます。

生後0日 10ml

生後1日 20ml 

生後2日 30ml 

生後3日 40ml 

生後4日 50ml 

生後5日 60ml 

生後6日 70ml 

生後7日 80ml

 

生後1~2週間頃の赤ちゃん

ミルク缶の規定量を目安にします。

与えすぎると吐き戻してしまうこともあり、注意が必要です。

一般的な目安は…

1回 80ml程度

3~4時間おきに、1日7~8回が目安。

 

生後2週間~1ヶ月の赤ちゃん

徐々にミルクを飲む量も体重も増えていきます。

ミルクの使用量は赤ちゃんの体重に合わせましょう。

一般的な目安は…

1回80〜120ml

3〜4時間おきに、1日6〜7回が目安。

 

ただ、これは一般的な目安にすぎません。

早産の場合は全く当てはまらないので、混乱します。

 

だからこそ大丈夫と思ったり、大丈夫かなと心配に

なったり、毎日ハラハラドキドキしています。

生まれてから100gも体重が減ってしまった娘

 

入院する病院では、退院する体重の目安があります。

体重が2200gを超えると退院

ちょっと驚きました。

 

2200gって小さくない?!

2500gを超えれば退院かと思っていただけに、

少し不安になりました。

 

この日、娘の体重は1700g

産まれてから大体100g~200gくらい減るとのこと。

その後、増えるようになるという。

 

娘もすでに100g減っています。

そろそろ減るのは止って、増え始めて欲しいな。

 

ミルクの量が少ないと聞いているので、もっと体重が

減りそうで心配になります。

 

母乳搾って毎日持ってくるからね。

いっぱい飲んで大きくなってね!

そう言って病院を後にしました。

 

自宅から病院までは電車バス利用で片道50分ほど。

病院の帰り道にバスと電車の定期券を購入しました。

翌日から毎日通う予定!

 

ただ、絶対に毎日通わなくてもいいそうです。

ママの体調の問題や、遠距離の問題などで事情は様々。

母乳を届けるためにピジョンの自動搾乳器を購入♪

 

私の場合、帝王切開手術から1週間後に退院。

退院当日から娘のいる病院へ通う日々が始まり

ました。

毎日、母乳を届けるために。

 

搾乳は3時間おき

一般的な3時間おきの授乳と同じですね。

 

母乳バッグを病院に届けるのは長期戦になりそう

なので、ピジョンの自動搾乳器を購入しました

 

病院にあるメデラシンフォニーのレベルではあり

ませんが、なかなか使えます♪

 

メデラシンフォニーはダブルポンプだったので、

速さは2倍!

でも、かなり高かったので、手が出ませんでした。

 

きっと搾乳するのは入院中だけのこと!

そうなって欲しい!

という思いも込みで、ピジョンにしてみました。

 

搾乳した母乳を母乳バッグに入れて、冷凍。

毎回、ちゃんと搾乳できるかどうかハラハラもの。

退院してからあまり搾乳量が増えていません。

未だに母乳バッグは25ml。

これから増えるの?と不安になります。

 

母乳は赤ちゃんが吸うことでどんどん増えるもの

けれど、私にはそれがない。

母乳ってやっぱり、赤ちゃんが吸ってこそ。

 

吸うと搾るでは出が違う。

全然、違うんです!

アイマスクの娘は黄疸の治療中

退院の翌日。

はじめて一人で病院に向かいました。

バスと電車で自宅から約1時間ほど。

 

保冷バッグに1日分の母乳バッグと溶けないよう

大量の保冷剤が入っています。

お腹の傷がまだ痛むから、この重さがキツいんです。

 

NICUに入院している赤ちゃんは母子共にか、

どちらかがに異常があった場合が多いのです。

帝王切開後のママさんたちは体調が戻らず、毎日は通え

ない方が多いそう。

 

確かにキツいです。

お腹の痛みで歩くのも本調子じゃない。

でも、娘に会えると思うとじっとしていられない。

 

この日もNICUの部屋に入るまで様々な手続きをして、

ようやく娘の元に到着。

 

保育器の中の娘の目にはアイマスクが!!

どうしてアイマスクをしているのか分からず、

保育器の前で呆然としていると看護さんから説明が。

 

 

kangosi2
看護師さん

黄疸の治療中です。

すぐに外れますから大丈夫ですよ

 

早産児のほとんどは黄疸の治療をすると聞いたことが

あったので、黄疸については驚きはしませんでしたが、

アイマスクにはビックリしました。

 

出生後、早産児に限らず、黄疸が出る傾向は黄色人種

ではよくあることらしいです。

 

じーっと、そばで眠る姿を見守るだけの2時間。

ただただ眠るだけ。

それでも、嬉しくてたまりません。

 

でも、すぐ目の前なのに触れることが出来ない。

抱っこだって出来ない。

 

保育器の透明なケース。

薄いはずなのに、この壁は厚いなぁって思いました。

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