なぜ男性は不妊外来に行かないの?非協力的な理由とは?
不妊専門クリニックへ通院しはじめたころ、主人に精液検査を受けてもらいました。
クリニックの待合室に男性はいつもチラホラ程度。
不妊の原因の半分は男性にあるといわれていますが、クリニック内はほぼ女性。
男性の場合、不妊の原因は女性にあると思っている方が多いのです。
自分に原因があるなんて思っていない、不妊治療は自分には関係ない、
そんな風に思っているようです。
また、男性が不妊クリニックへ行くということ自体に抵抗があるのでしょう。
レディースクリニックと呼ばれる場所は女性向けに作られていることが多く、
待合室はほぼ女性。
男性にしてみればハードルが高いと思います。
さらに「もしかしたら、不妊の原因が自分にあるかもしれない」という不安。
男性が不妊検査を受けることに非協力的、消極的になってしまうのでしょう。
なぜ、男性不妊検査を拒否せずに受診してくれたの?
不妊原因の半分は男性と言われています。
男性が不妊検査を拒む方が多い中。
主人は積極的に男性不妊の検査を受けてくれました。
結果は、精子運動率がかなり低い状態。
いわゆる精子無力症と診断されました。
主人も「まさか自分に不妊原因があるなんて思ってもみなかった」とか。
女性ばかりの不妊クリニックに検査に行くのは勇気がいったと思います。
どうして、まったく躊躇せず男性不妊の検査を受けてくれたのでしょう。
主人はレディースクリニックに行くのが恥ずかしいとか、不安ということは
なかったといいます。
ただただ、「子どもがほしい!」気持ちの方が強かったと言っていました。
男性が不妊検査を受けたくない場合、本当の不妊の原因が分からないまま。
どんどん女性は年をとってしまいます。
年齢が上がれば上がるほど、妊娠しにくくなるのですから、さらに不妊に…
子どもがほしいのであれば、夫婦二人で不妊治療にのぞんでほしいと思います。
自然妊娠は絶望的!精子運動率を上げるための薬を飲む
男性不妊外来で明らかになったこと。
精子運動率、わずか14.25%
かなり低い数字です。
精子無力症と診断されました。
WHOによれば、精子運動率の下限は40%。
ほど遠い数字に夫婦二人で固まりました。
主人に処方されたのはツムラの補中益気湯と、セルニルトン。
子どもがほしい、そのためなら協力する!と前向きな姿勢だった主人。
しかし、まさか自分が男性不妊だとは思ってもみなかったようです。
ただ、あまり深く考えないタイプ。
薬を飲んでいれば、改善するだろうと軽く捉え、落ち込むのは一瞬でした。
今のままの精子運動率ではもちろん自然妊娠は無理です。
40代、片側卵管閉塞、精子運動率が低いと不妊3拍子の私たち。
自然妊娠を望んでいるわけではありませんが、少しでも今を改善したいのです。
精子運動率を上げる薬やサプリメントは効果はなかった?!
顕微授精で妊娠判定が出たものの、2回目の妊娠判定で化学的流産。
以来、自分たちに出来ることは何でもがんばろうと思ってきました。
たとえ一瞬でも妊娠は出来たことは希望。
今度は流産しないように、質の良い卵子を作りたいと努力している最中です。
しかし、気になったのは精子運動率です。
その後、人工授精を3回。
精子運動率は思うように上がってはくれませんでした。
望みは薄いと思いながらも人工授精をしたのですが、妊娠にはいたらず。
体外受精セミナーに参加し、抵抗があると言っていた主人を説得しての体外受精。
体外受精に臨んだ時、なんと精子運動率はわずか6.9%!
かなりの衝撃でした。
まさか10%を大幅に切るなんて… 精子運動率40%以上にはほど遠い…
主人はツムラの補中益気湯と、セルニルトンも飲んでいます。
マカと亜鉛のサプリも飲んでいます。
精子運動率が良くなるどころか、下がっている。
私もショックでしたが、主人はもっとショックだったと思います。