KLCの採卵に感動♪うそ?!無麻酔なのに痛みがない!

最後の砦KLCへ

KLCで採卵します 初めての無麻酔に不安でいっぱい

先日、KLCで採卵をしました。

顕微授精2回⇒流産2回をはさみ、かれこれ1年ぶりの採卵です。

採卵は今回で4回目ですが、無麻酔での採卵は初めてのこと。

 

無麻酔ってどうなの~!

痛いんじゃないのーん?! と思ってましたが…

正直、「凄い!」のひと言でした。

 

KLC初診時に精子凍結はしていましたが、新鮮にこだわっていた主人。

「フレッシュ!フレッシュ!」主人がKLCに到着したのは指定時間の2分前。

出張先から駆けつけてくれました。

 

顕微授精なら凍結でも新鮮でもあまり変わりはないとは言われています。

けれど、少しでも良い結果をと主人が望んだことでした。

ギリギリ間に合い、お互い別の階へ。

ピンクのカーテンで仕切られたベッドで待つこと30分。

手術室へ入るとスタッフは全員女性、採卵をする先生も女性。

 

手術台の上に横になると天井しか見えません。

これまでは麻酔ですぐに意識が遠のいていたのに…

意識があると不安でいっぱい。

 

緊張しながら両手を胸の上で結んでいると、

「少しチクッとしますよ」

と私の手の上から看護師さんがそっと手を握って下さいました。

手の温もりにホっとしました。

無麻酔採卵の凄さを実感!痛みがないことに感動!

“どうか、排卵していませんように!”

昨日からそればかりを祈っていました。

 

初めての高刺激ではない採卵。

クロミフェン服用で卵が育つのか心配でした。

診察の結果、見えた卵は2つだけ。

 

そして、前日の診察でLHサージが高く、排卵直前もしくは排卵済みかもしれない

と言われていました。

 

先生の「卵はあった?」の問いかけ。

「ありました!」という返事が聞こえました。

良かったぁ♪ あった♪ あったー♪ 卵ちゃん!

 

手術室に入り、採卵して、出るまで10分もかかってないんじゃないの?!

しかも、全く痛みがない。

すごーい!

 

これまでなら、麻酔から覚めるまでベッドで休み、目覚めてからもフラフラで

帰宅していたのに。

その後20分ほど、ベッドで横になり、詰めていたガーゼをトイレで抜き取り終了。

すごーい!

 

主人に無事に採卵できたこと報告。

喜びを噛み締めながら、2人でカレーライスをもりもり完食。

痛みもなく、体調も凄く良い、食欲も旺盛♪

 

採卵数は2個。

1個は成熟卵。

もう1個はまだ未成熟卵。

1日培養してから受精。

 

モニターに大きく映し出された卵ちゃん。

2個ともとても綺麗に見えました。

胚盤胞まで培養し、可能なら凍結することになります。

 

どうか、無事に育ってほしい。

そう願っていましたが、受精確認の電話を入れると、正常受精したのは1個。

未成熟だった胚は異常受精で終わってしまったようです。

数日後、残る1個の凍結確認の予定。

43歳の現実 凍結確認で知る不妊治療の限界とは

いよいよ待ちにまった凍結確認の日。

凍結して、翌周期には移植したい!妊娠するんだ!

と、KLCでの採卵に気持ちが高ぶっていました。

 

しかし、KLCでの初めての採卵で正常受精したのは1個だけ。

たった1個。

 

自然周期での採卵です。

1~2個しかないことは覚悟していました。

けれど、少なくても良い卵であれば、それで良いんだから。

 

きっと胚盤胞まで育ってくれる。

きっと凍結できる。

きっと妊娠できる。

そう信じ、どきどきしながらKLCへ凍結確認の電話を入れました。

 

「受精は1個でしたね。

残念ですが、凍結は出来ませんでした

小さい胚盤胞までは育ったんですけどね。

それ以降、止まってしまいました」

 

ダメでした。

凍結まで行くこともできませんでした。

 

淡々とした説明を聞いていると泣きそうです。

hcg注射の影響を体から排出するため、じっと我慢した3ヶ月。

早く体外受精に進みたいのに、進めなくて…

何も出来ない日々がもどかしくて、辛かった…

 

でも、きっと良い卵が採れるはず!

だから、大丈夫! そう思っていたのにな…

これが43歳の現実です

 

新天地KLCならもしかしたら♪って期待しすぎていたのかもしれない。

妊娠、出産。

私にそんな日がやってくるのかな。

あれもダメ、これもダメ。

この先、どうすればいいのか、もう分かりません。

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