子どもが生まれると、初めてがいっぱい♪
初めての授乳
初めてのおむつ替え
初めての沐浴
新米ママとパパはドキドキの毎日。
私は45歳にして、初めてづくしに直面しています。
娘がいるからこそ味わえる有難い貴重な瞬間の数々に
感動しっぱなしです。
3年半の不妊治療は辛かったけれど、諦めなかったから
こそある今を大切にしていきたいと強く思います。
嬉しいこと、ワクワクすること、不安なこと…
何もかもが初めてで新鮮に感じます。
初めてのおむつ替えに感動☆1800gの娘はマイクロサイズ
この日、嬉しいことがありました。
はじめてのオムツ替え♪
通常なら生後1週間も経過してるのに、オムツ替えで
喜ぶなんてことないんでしょうね。
でも、私の場合はすごい感動なのです♪
娘はまだ保育器の中。
目の前にいても、触れることすら簡単ではありません。
許された短い時間のみなのです。
今日はオムツ替えをしてみましょうか。
待ちに待った、初・オムツ替え!
たくさん管が付けられた娘の体は痛々しいです。
小さな娘は触ると壊れてしまいそうなほど。
そうっと、保育器の手入れ窓から両手を入れました。
娘に触れるだけで感動、そして緊張!
ただ、しっかりと確かな温もりを感じます。
そうっと、そうっと。
緊張しながら、オムツを交換。
オムツのサイズはとても小さい。
新生児サイズでもなく、Sサイズでもありません。
店頭ではほぼ見かけることのないマイクロサイズ。
そのマイクロサイズでさえ、娘には大きくてブカブカ。
これがピッタリになり、新生児サイズに変わる頃にやっと
娘は退院できるのだろうと思います。
母乳を良く出す方法 NICU搾乳室直伝、搾乳でも大丈夫!
生後1週間、減り続けていた体重が上昇しはじめました♪
体重、1706g!
それでも生まれた時の体重よりもまだ100gほど軽いです。
「早くこのたくさんの管が取れればいいね。
痛いけど、がんばれ!!」
小さな体で頑張ってる娘に話しかけます。
この日、NICU内にある搾乳室で母乳指導を受けました。
どうしても、搾乳は母乳の出が悪くなってしまいます。
母乳は赤ちゃんが吸ってこそ出るもの…なんですよね。
しかし、絶対に出ないわけではありません。
母乳指導でたくさんの搾乳が出来るよう頑張ります!
母乳指導で教わった母乳の出を良くするポイント7つ☆
・欲しいものは何でも食べていい。
・搾乳する前はマッサージをする。
・お風呂につかる。
・基本ノーブラ。
・赤ちゃんの写真を見るといい。
・搾りムラがないようシコリは押さえながら搾る。
・ホットタオルをあてるといい。
NICU内の搾乳室で初めて50ml初めて搾乳できました♪
ここで利用できるのはメデラの自動のダブルポンプ。
さすが、ダブルポンプ!
やったー!!と、喜んでいる私の横で搾乳器を使わず、
手絞りで搾乳するママさんがいらっしゃいました。
シャー! シャー! シャー!
リズム良く手から搾られる大量の母乳。
あっという間に120mlを搾って搾乳室を出て行かれました。
すごーい! なんて羨ましい!!
でも、母乳過多も大変ですよ。
母乳… 少なくても悩み、多くても悩む。
これからもっと色んなことで悩むんだろうな。
一緒に悩んで、そして、楽しもうね♪
また明日ね。
嬉しいカンガルーケアの予約、抱っこまでもう少し
生後10日。
いつものように冷凍母乳バッグを持参して病院へ。
娘の居るGCUに着くと担当看護師さんからお話がありました。
そろそろカンガルーケア出来そうですよ。
ただ、カンガルーケアは保育器を出ないと
出来ないので、あともう少し!
カンガルーケア?!
カンガルーケアとは出産後すぐに赤ちゃんをお母さんの
胸に抱かせて、直接肌を触れ合うこと。
カンガルーケアが出来るのは保育器から出てからという
ことで、その予約のお話でした♪
生まれて10日経過しても、いまだにこの手に抱っこする
ことすら出来ていません。
低出生体重児なのですから、仕方ありません。
抱っこするまで、長い、長い道のりです。
でも、あともう少し!
保育器の中の娘を初・抱っこに感動で泣きそう
でも、この日は初めて抱っこすることが出来ました!
といっても娘は保育器からは出られません。
保育器の中での初めての抱っこの日がやってきました。
保育器には手入れ窓という穴が二つあります。
まず、紙製使い捨て不織布の帽子と服を身に付けます。
そして、手入れ窓の左右から、片手ずつを入れます。
スヤスヤ眠る娘は本当に小さいと感じました。
フニャフニャな体を持ち上げ、保育器の中で初・抱っこ♪
抱っこというよりは両手で持ち上げてる…そんな感じ。
それでも嬉しかったです。
小さいけれど、ずっと抱っこしていると感じる重み。
かけがえのない娘の命の重みを感じました。
この日の体重はまだ1800g
減っていた体重がようやく出産時のまで戻ってきました。
手から伝わる娘の温もり。
この子を胸に抱っこできるのはいつなんだろう。
きっともうすぐ。
もうすぐだからね。
じわ~っと胸に何とも言えない嬉しさがこみ上げてきました。
低出生体重児ではなかったら、保育器に入っていなかったら、
生産期に生まれていたなら、オムツ替えだって、抱っこだって、
すぐに出来たはずなのに、それが出来ないのが歯がゆい!
でも、それだけに些細なことに感動しっぱなし。
ダメだ~気が緩むと涙が溢れそうになります。
やっぱり年だな、ほんと涙腺弱くなっちゃった。
小さく生まれたことで、通常よりもリスクがあり、心配もあり、
毎日が大変だと感じることがあります。
でも…
小さい時を長く味わえるなんて、素敵ですよ
小さく生まれたからこそですね。
と、看護師さんがおっしゃって下さいました。
とてもとても嬉しい言葉でした♪
暫くすると娘が目を覚ましました。
うるうるした目は光りを感じてるのかな?
小さな指に手を伸ばすと少しだけ動いた♪
もう少しすればギュッと握り返してくれるんだろうな。