低出生体重児、早産ではどんな後遺症や障害があるの?

低出生体重児の娘

早産の栄養はどのようなことがあるのでしょうか。

妊娠33週、低出生体重児(1800g)で娘を出産

 

早産とは妊娠22週から37週未満の分娩のこと。

まだ発達が未熟なため、様々なるリスクがあると

言われています。

 

頭では分かっていても、実際に妊娠33週の早産で

出産となり、かなり戸惑いました。

 

早産・低出生体重児に起こりやすい障害や後遺症とは

早産になると知った時、頭に真っ先に浮かんだのが、

障害や後遺症という言葉でした。

 

器官が未熟で生まれてくる赤ちゃん。

どんなことが待ち受けているのかと不安でいっぱい。

 

早産で生まれた場合、発達が未熟なため心配が多いと

言われます。

・感染症や合併症

・無呼吸発作

・低血糖

・黄疸

・未熟児網膜症

 

早産で起こりやすいと言われる障害や後遺症の例。

・脳性麻痺

・精神遅滞

・広汎性発達障害

・多動性障害

・学習障害

・難聴

 

ただ、早産だったからといって必ずしも障害や後遺症

があるとは限りません。

 

早産・低出生体重児はNICUに入ることになるの?

 

無事に出産できても不安が付きまとう早産。

まだまだ必要な器官が十分に成熟していないため

基本的にはNICU(新生児集中治療室)での管理が

必要とされます。

 

私の場合もそうでした。

帝王切開手術の前からNICUがある病院への搬送が

決まっておりました。

 

総合病院でしたが、NICU(新生児集中治療室)は

なく、出産後すぐに救急車で運ばれ、赤ちゃんとは

離れ離れに…

 

NICU(新生児集中治療室)では24時間しっかり管理

され、とても心強い施設だと感じました。

「早産児」と「低出生体重児」は何が違うの?

 

早産児とは赤ちゃんがお腹にいた期間(在胎週数)で表し

ます。

 

22週0日以上37週0日未満(=36週6日まで)で生まれた

赤ちゃんを早産児と呼びます。

 

早産児 … 22週~37週未満
超早産児 … 22~28週未満
極早産児 … 28~34週未満
後期早産児 … 28~37週未満
正期産児 … 37週~42週未満
過期産児 … 42週以降

 

低出生体重児とは出生体重が2500g未満の赤ちゃん

・低出生体重児 … 出生時の体重が2500g未満

・極低出生体重児 … 出生時の体重が1500g未満

・超低出生体重児 … 出生時の体重が1000g未満

 

生まれるまでの妊娠期間は関係ありません。

出生が妊娠37週以降であっても体重が2500g未満

であれば、低出生体重児となります。

 

以前は「未熟児」という言葉が使われていましたが、

現在は「低出生体重児」「早産児」と言う言葉が用い

られています。

ダウン症の場合、早産の可能性が高いって本当?!

 

ダウン症のある子の場合、少し早めに生まれることが

多いという研究データがあるそうです。

 

早めと言っても妊娠35週以下の早産ではありません。

少し早産傾向の37週~38週目

平均して妊娠37週目、平均体重は2600g前後。

 

母体年齢が35歳以上の高齢出産では、早産のリスクが

高いことは分かっています。

また、高齢出産では染色体異常が起こりやすいことも

分かっており、2つのリスクが重なることも要因では

ないかと言われています。

 

ただ、原因は分からず、現在も解明されていません。

今後、遺伝子の研究などによって、ダウン症の場合

早産傾向があることが分かってくるかもしれません。

 

出産後のダウン症の検査について

産後のダウン症の検査は血液検査で行われます。

検査の時期は決まっていません。

検査結果が出るまで1ヶ月ほどかかると言われてます。

 

検査を受けるかどうかは、医師のすすめ、または両親

が気づいて検査を受けることが多いようです。

また、発達の遅れなどで不安に感じ、検査を受ける

方もいらっしゃるそうです。

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