4度目の胚移植、40代の高齢でも1つ戻しの理由とは?

4度目の体外授精へ

2つ戻して欲しかった!1つ戻しの理由は何なの?!

完全脱出胚盤胞の移植が終了。

先日、凍結胚移植(1つ戻し)が無事に終わって、一安心。

胚移植後をのんびりと過ごしながら、妊娠することを祈っているところです。

ただ、内膜の厚みは7mmしかなく、少々心配。

そして、体外受精4度目にして、今回の凍結は移植は1つだけ。

融解した凍結胚は2つとも移植してほしかったのに。

 

胚盤胞なのに、どうして1つ戻し?と疑問でした。

ただ、培養士さんのお話を聞いて納得。

融解して、培養した受精卵の1つが完全脱出胚盤胞!

 

完全脱出胚盤胞とは

孵化後胚盤胞(hatched)胚が完全に透明帯をやぶって脱出したもの

 

 

培養士さんの説明は、

「前回、妊娠してますので、今は妊娠しやすい状態になっています。

体外受精4度目で、2つ移植したいとおっしゃるのは当然なのですが、

融解後、培養した結果、胚の1つが完全脱出胚盤胞になりました。

 

完全脱出胚盤胞は、もう着床寸前の状態

とても妊娠しやすい状態になっています

脱出胚盤胞を見たところ、多胎の可能性は低いです。

でも、100%多胎の可能性が無いとは言い切れません。

 

妊娠しやすくなっている今、2つ戻せば多胎の可能性が高まります。

さらに2つともが、もし多胎になった場合、4つになる可能性も

多胎妊娠は流産や早産の危険があります。

そういった危険は避けたいのです。ご理解ください」

とのお話でした。

 

しかし…

「グレードは普通です」と、さら~っと言れました…。

 

妊娠しやすい状態と言われて嬉しかった~

絶対に妊娠する!

絶対に妊娠できる!

私たちのところへ、おいで。待ってるよ~♪

4度目の体外授精だから胚移植後の過ごし方を変えてみる

体外受精はもう4度目。

主人は、胚移植後の過ごし方を今までと変えてみたらどうか…というのです。

胚移植後は、激しい運動をせず、ゆったりとリラックスすること。

 

今回はもう4度目。

主人の言うように、胚移植後の生活を考えてみることにしました。

聞いてみたかったことは看護師さんに質問しました。

 

「胚移植後で気をつけることはないですか?」
→ 自然妊娠と違い、胚移植後はとにかく安静に過ごしてください。

「運動はどの程度すればいいですか?
 普段はウォーキング3キロほど歩いていました」
→ 胚移植後は3キロも歩かないでください。ゆっくりと近所を散歩なら。

「半身浴をしてもいいですか?」
→ 冬は風邪を引いてしまうかもしれないので、おススメしません。

 

今回は毎日ではなくても、散歩をすることにしました。

読書をしながらの半身浴もやめました。

入浴は自分が思う以上に体力を使う動作だそうです。

風邪も気になるのでやめました。

 

食事やサプリなどで頑張れることはやってきたつもり。

後は神に祈るだけなのかもしれないけれど、胚移植後の過ごし方で何かが変わるのであれば…

妊娠判定はもうすぐ。

体外受精は双子確率が2倍って本当?!

体外受精で双子以上(多胎)になる確率は高いのか?

凍結胚移植で脱出胚盤胞を1つ戻し、残りの胚盤胞を再凍結しました。

多胎になる危険を避けるためだそうです。

 

双子、双子というけれど、本当にそんなに確率が高いの?

 

妊娠する可能性だって低く、受精卵1つが双子になる確率も低いのに、

2つ揃って双子になるなんて、もの凄く低い確率のように思う。

ただ、本当にそうなった場合を考えると…結局、病院のすすめるとおり、

卵は1つ移植に納得しました。

 

多胎の危険。

私の通う病院では42歳で体外受精が4度目の私にも多胎を避けるため、移植は1つ。

かなり多胎(双子)に関して、神経質になっているように感じました。

他の病院では、体外受精の際、2つ、3つ戻すのは普通だというのに。

 

聞くところによると、私が通う病院での双子の確率はとても低く0.4%程度だと、

おっしゃっていました。

これは自然妊娠による双子の確率と同じ。

 

体外受精で双子(多胎)になる確率は自然妊娠より高い。

二卵性ではありません、一卵性双生児の確率が高いのです。

自然妊娠で一卵性の双子以上になる確率0.4%。

体外受精で受精卵を1つだけ子宮に戻し、着床して心拍が確認され、双子以上の

多胎と分かったのは0.8%。

 

体外受精で双子以上(多胎)になる確率は2倍!

この調べは日本産科婦人科学会で2007年~2009年に行なわれた調査結果です。

体外受精で2つ以上を戻したのではなく、1つ戻した場合の双子以上(多胎)の

確率を調べたものです。

 

不妊治療の体外受精では、受精卵を1つだけ子宮に戻しても、双子や三つ子が

生まれる確率が通常の2倍になることという結果に。

また、多胎(双子以上)になる確率は、体外で受精卵を培養する時間が長い

ほど高くなったという結果も出ているそうです。

体外受精卵をすぐ子宮に戻した場合は0.54%。

 

しかし、5日間ほど体外で培養して胚盤胞まで育ててから戻すと、1.2%に上昇。

自然妊娠で双子以上(多胎)になる確率0.2%からすると、この1.2%という数字は

かなり高いものに感じます。

 

体外受精が双子(多胎)になる確率が高いのは、培養時間が関係しているそうです。

このような調査を見ると、病院側が妊娠しやすい状態(前回、妊娠・流産)になって

いる私では2つ戻しはすすめられないと言ったのも少し頷けます。

 

多胎は早産や胎児の異常、母親の高血圧などのリスクが高まる危険性があります。

そのようなことを避けるためにも、移植は1つという提案だったと思います。

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