後悔しない不妊治療にしたい、44歳、最後の体外授精へ

最後の着床前診断

3年半に及んだ不妊治療に終止符、最後の移植

 

 

着床前診断で「不明」と診断された受精卵を移植します。

 

これまで正常卵を2度移植するも、陰性。
hcg値は0.00

受精卵のグレードはいづれも良かったのに。
だからこそ、今回はエコーありでの移植をお願いしました。

 

今回は子宮内膜の厚さは10mmあり、「申し分ない」とのこと♪
グレードは5BB

 

移植はあっという間に終了。
でも、その一部始終は見えません。

画面を見たとしても、分からないんでしょうけど…

 

移植後、うつぶせになり安静に。
その際、院長先生からカプロシンを打つよう指示が。

あれ?? あれーー?? うそでしょ?

カプロシンは前回使用し、肝機能の数値が異常に悪くなった

ため使用中止になっているのです。
そうこうことって、カルテに書いてないんでしょうか?

 

 

カプロシンは前回中止になったことを伝えると、それならばと

「オルガラン」という注射に変更に。

初めて聞く名前にちょっとビビる私。
血液凝固阻止剤で、カプロシンと似たようなものらしいです。

ということは、またお腹にいーぱい内出血かも。
オルガラン注射にはちょっと憂鬱になったけれど、これで

妊娠しやすくなるのであれば頑張るしかありません!

 

さぁ次は、いよいよ妊娠判定日だ。

 

移植後の黄体ホルモン補充へ  院長先生の言葉に感謝☆

 

 

移植から4日後。

プロゲテボー注射のため、地元の病院へ。

ここは以前通院していた病院。

 

また来ることになるなんて…と、思ったのはこれで3度目。

移植のたび、注射だけでお世話になっています。

現在は採卵や移植は院長先生、外来診察は別の先生が担当。

 

「指名がない限り院長先生の診察はないです」と受付の方が

おっしゃっていました。

 

ということは、初めてお会いする先生の診察…残念。

と、思っていたら、何と院長先生が現れてビックリ!!

 

わざわざ診察に来てくださったことに☆感謝☆感激☆

着床前診断をすすめた後、院長先生も気にして下さってた様子。

 

着床前診断をすすめた方も少ないだろうし、実際に転院した人

も珍しかったのだと思います。

 

今回の着床前診断から採卵、そして移植までの経緯を伝えました。

院長先生の見解は、

 

院長先生1
院長先生1

もしも8番モノソミーであったなら、

着床することはないでしょう

 

 以前、着床前診断に携わっていたことがあるとおっしゃっていた

先生の言葉に納得。

 

院長先生1
院長先生1

不明という結果でも、チャレンジしたのは

良かったと思いますよ!

noco
noco

ありがとうございます。

不安でしたが、少しホッとしました。

 

良かったんだ、移植して。

疑問や不安に思っていることなどを相談し、30分以上は

お話していました。

 

エコーなしの移植についてや、先生の教え通り今も玄米を

毎日食べています!との報告等など。

 

お忙しい中、時間をとってくださり、感謝でいっぱい。

もしも、妊娠し、遠方への通院が難しくなった場合は

こちらで受け入れてくださるとおっしゃってくださり、

院長先生の診察は終了。

 

いつか良い報告をしに来たいです!!

 

他院でのプロゲデポー注射は気が引ける 

 

 

注射に訪れた地元の病院。
院長先生の診察後、プロゲデポーの注射のために、

待つことさらに1時間。
現れたのは、ご年配の看護師さんでした。

 

私のカルテを見るなり・・・
別の病院にかかっているなら、その病院で受けるのが一番だとか。
プロゲテボー持参?高いでしょ、ここは安いのに、とか。
注射だけに来るなんて大変でしょ、などなど嫌味を連発。

 

 

これまでも何度かお世話になっているけれど、興味津々な方や

一切話さない方もいました。
別の病院に通院しているのに、注射だけに来るなんてね。
私だって気が引けてます。

 

私が大谷レディスクリニックへ行くことになったのは院長先生

のすすめであったことをを伝えてみました。

 

まさか、そんな経緯だったとは思わなかったらしく、かなり

ビックリされた様子の看護師さん。

 

noco
noco

不安に思うことがあったけれど、

院長先生とお話できてよかったです

看護師さん
看護師さん

何が不安だった?

noco
noco

ずっとエコーなしだったのが

不安でした

看護師さん
看護師さん

エコーなしはここもそうですよ!

妊娠判定の日にエコーなんてしません!

と、また冷たく言い放つ看護師さん。
私の言葉が少なかったせいで、誤解されてしまったよう。

noco
noco

いえ違います。それは分かっています。
妊娠判定の時ではなくて、

移植の際にエコーがないんです

 

看護師さん
看護師さん

ええええーーー!!

移植でエコー無しなんて聞いたことない!

病院中に響き渡るような大きな声で驚愕されていました。

 

ご年配の看護師さん、いくつも病院を渡ってきたけれど、

エコーなしで移植する病院があるのを初めて聞いたとか。

 

そうか、この看護師さんでも知らないくらいなんだから、

私が知らなくて当然だったんだと、納得。

 

それまですっごく冷たい感じだったのが、一変!
エコーなしの移植について興味津々になった看護師さん、

これまた暫くの間、話し込んでしまいました。

 

最後は「勉強になったわ」とおっしゃって下さり終了。

 

全国で1~2割ほどの先生がエコーなしで胚移植をされている

と院長先生はおっしゃっていました。
少数派とはいえ、問題ないことも理解できました。

 

要は、最初にエコーありで胚移植していたため、それが普通だ

と思ったこと。
たまたまエコーなしの時だけ妊娠しなかったことで、不安に

なってしまったこと。

 

ただ、それだけなのことだったんだなとも思いました。

でも、今回はエコーを使用しての移植。
きっとエコーなしだったら後悔していたかも。
最後だと決めていたから、お願いして良かったです。

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