母親世代は体外授精に否定的な意見が当たり前?
42歳でも子供が欲しい、今も思っています。
不妊治療をはじめてもうすぐ丸2年。
この間に、体外受精を4度経験。
でも、不妊治療をしていることは両親にも誰にも話していません。
理由は色々。
夫婦で考えた結果、決めたことです。
今朝、母から電話がありました。
従妹の出産祝いはどうする?という内容。
先日「産まれました♪」とメールのあった従妹Tちゃんへのお祝いの話です。
(⇒ また…流産手術直後に酷なメール)
結婚した当初は「子供はどう考えてる?」と聞かれたことはありますが、
最近は気を遣っているのか子供の話題は殆どありませんでした。
けれど、従妹の出産の話題です。
話の流れは当然、子供の話へ。
すると、母からいきなりのカウンターパンチが…
「まさか不妊治療してまで、子供欲しいと思ってないやろ?
無理に色々するから、双子や三つ子が生まれるんちゃうかな」
痛い。
痛すぎる…
「子供はどうなの?」くらいの質問が来ると思いきや、どストレート!
体外授精までしても授からないのが40代なんです
不妊治療、体外授精!
本当はそこまでしてるんよ、そこまでしても子供できないんよって、
心の中では叫びつつ…
何と返そうかと言葉を捜しました。
「私ももうすぐ43歳やし。
不妊治療せんと子供は難しいかもしれへんね」
すると、母は大声で…
「えぇーー そこまでせんでもって思うわぁ!」、と。
母は私が妊娠したことも流産したことも知りません。
自然妊娠し出産した人にとって不妊治療は特別なことなのでしょう。
不妊に悩んだことのない人にとって不妊治療は「そこまでして…」なのです。
ですが、それは当然なのだと思います。
私も不妊治療はじめるまで、体外受精を考えたことはなかったのですから。
40代は自然妊娠できる?出来る人はいるけれど…
もうすぐ43歳になる娘なのに、母は私が自然妊娠できると思っています。
なぜなら、お友達の娘さんが40歳で双子が授かったから。
なぜなら、近所の娘さんが41歳でオメデタ婚をしたから。
なぜなら、自分の妹(私の叔母)が41歳の時に第二子を出産しているから。
双子の方はどうか分かりませんが、オメデタ婚の方と母の妹は自然妊娠です。
40代でも自然妊娠が出来ると母の頭にインプットされているのです。
もちろん、40代で自然妊娠している方はたくさんいらっしゃいます。
だけどね、残念ながら貴方の娘は無理やねん。
不妊治療しても、まだ授かってない。
言うたことないけど、ホンマは早く孫の顔を見せたいって思ってるんよ。
だから、不妊治療がんばってる。
もしかしたら、この先も無理かもしれん。
でも、頑張ってるから。
良い報告できるよう頑張ってるからね。
心の中でそう呟きながら電話を切りました。
来月でとうとう43歳。
どこまで頑張れるのか、タイムリミットをひしひしと感じます。