高齢妊婦は試練の連続「流産、次の壁は12週です」
10週4日。
産婦人科での検診は二度目。
この日は母子手帳を持っての妊婦初診検診。
病院に着くと、まずは尿検査。
そして、体重と血圧を測り、母子手帳に記入します。
この日も待ち時間は1時間ほど。
名前が呼ばれ、診察室へ。
妊婦初診検診の説明を受けながらも、10週の壁が気になる私。
心拍が確認されるまで気が気ではありませんでした。
「赤ちゃん元気ですよ、心拍見えますか?」
見える!しっかり動いてる!
10週の壁を越えたんだ。
1週、1週、ドキドキだったけど、とうとう越えた!
赤ちゃんは元気♪
今度こそ大丈夫だよね。
エコー検査が終わり、診察へ。
先生はおっしゃったのです。
「流産、次の壁は12週ですよ」って。
へ? そうなの?!
次から次へと立ちはだかる壁!
高齢出産は毎週毎週が壁なんだなとしみじみ。
命が育つ・・・
簡単なことじゃないってことなんですよね。
「首の後ろにむくみがみられます。
まぁ、1.6程度なので良くあることです」
その数字がどれくらいなのか不安になっていると
先生はおっしゃいました。
「むくみが3以上ならダウン症の疑いがあります」と。
現在のむくみは 1.6。
このむくみが消えていくか、増えていくか…
妊婦検診で「羊水検査、受けますか?どうされますか?」
カルテを確認する先生。
年齢を見て聞かれました。
「羊水検査はどうされますか?」と。
きました~、この質問。
ボーダーラインの10週は越えたし、赤ちゃんは元気。
羊水検査の必要はないんじゃないか。
そんな気もします。
けれど、不安はぬぐえません。
大谷院長先生の「欠けている可能性がある」という言葉。
羊水検査を受けて、流産のリスクがないのであれば、
こんなに悩まないのに。
もしも、羊水検査を受けたことで流産してしまったら…
きっと後悔してもしきれない。
だったら、受けないという道もあると思うのです。
簡単に出せる答えじゃない。
だから、毎日のように主人と話合っています。
この場は、主人と検討中であることを伝えました。
羊水検査は16週から18週の間に行うので、14週くらい
までには決めてくださいとのこと。
あと1ヶ月以内に決めなくちゃいけない。
羊水検査、受ける? 受けない?
妊婦検診を受けている病院で羊水検査が出来るらしい。
ここでは羊水検査は16週から18週と決まっています。
もちろん、羊水検査は病院側からのすすめられることは
ありません。
ただ、高齢の方にだけ「どうしますか?」と質問をして
いるようです。
リスクがあるのに羊水検査を受けてもいいのだろうか?
羊水検査、受けなくてもいい気がするなぁ。
この子は大丈夫な気がするなぁ。
何の根拠も無い、ただの思い込み。
大丈夫だと信じたい気持ちと着床前診断“不明”と
いう結果で揺れ動きます。
羊水検査の費用はおおよそ10万円。
この病院では1泊2日の入院が必要とのこと。
時間をかけ、お金をかけ、
そして、赤ちゃんに負担をかけてしまう。
それでも受ける必要はあるんだろうか。
ただ、もしも異常があった場合…
私たちはどうするんだろう。
羊水検査を受けることで出産までの長い期間の不安を
取り除きたい気持ちはあるにはあります。
ただ、それは検査結果が異常でなかった場合のこと。
でも、もしも受けなければ「もしかしたら」という
不安を抱えたままのマタニティ生活になるかも…
不明でなければ、ここまで悩むことはなかったはず。
年齢とともに上がる染色体異常率。
45歳では20分の1というすごい数字。
自分だけは大丈夫とはとても思えません。
だって、着床前診断を何度もした結果、正常卵は僅か。
それが分かっているだけに、異常なしとは思い切れないで
います。
主人は羊水検査を受けたことで、もしも流産したら…
という不安。
確かに、流産の確率は0.3%ほど。
少ないかもしれないけれど、多いようにも感じます。
もしも流産してしまったら、悔やんでも悔やみきれないはず。
そんなリスクを負ってまで、羊水検査を受けるの?
主人と二人で毎日のように話しをしているけれど、平行線。
40代の人はみんな悩むんだろうか?
どれくらいの人が羊水検査を受けるんだろうか?
やっぱりこんなに悩むんだろうか?
私はこの子に会いたい。
会いたいよ。
来週の妊婦検診には答えを持っていかなくてなりません。
妊娠12週 羊水検査と血圧の件
妊娠12週4日。
病院に着いて検尿・体重・血圧。
あれ?!高い!! 131/75の結果にビックリ。
元々血圧は低く、上は100に届かなかったのに。
頭に妊娠高血圧症候群の文字が浮かぶ…
でも、妊娠20週以降に高血圧になった場合に診断される
って本に書いてあったような気がします。
前回受けた初期検査の内容はこんな感じ。
子宮頸がん検査
感染症の検査 ・梅毒 ・風疹抗体 ・B型肝炎
トキソプラズマ抗体 ・C型肝炎・HIV ・HTLV-1
ABO血液型 ・Rh血液型 ・血算 ・血糖 ・不規則抗体
全て問題はなし♪
そして、先生はおっしゃったのです。
「羊水検査、どうされますか?」と。
毎日のように主人と羊水検査について話し合っています。
受けた方がいいのかもしれないけれど、まだ迷い中。
出来れば受けたくない!
今日のエコーでも赤ちゃんは元気でした。
手足をバタバタさせているのがハッキリ見えました。
あの姿を見たら受けたくない…
でも、やっぱり一人で決められない。
悩んでいるのを見た先生は「結論は今でなくてもいいです」
とおっしゃって下さいました。
「予約だけしておけばいいですよ。
キャンセルならいつでも出来ます、
当日にキャンセルしてもいいんですよ」と。
そう言われてほっとしました。
予約が取れたのは17週目。
1ヶ月以上も先。
もう少し、もう少し、考えたい。
血圧高めは妊娠高血圧症候群?
血圧は131/75の結果。
妊娠高血圧症候群かもしれないと不安だったので、
先生に聞いてみました。
「140以下だから問題ないですよ」
病院まで歩いて来て、すぐに測ると
どうしても高めになってしまうのでしょうとのこと。
リラックスしている時に測るのが一番。
「高いものではないので、血圧計を買って毎日測るように」
すすめられました。
早速購入したのはオムロンの血圧計。
血圧は食後一時間、毎日同じ時間帯に測るのがベスト♪
妊娠高血圧症候群になりやすい人に当てはまるのは…
・多胎妊娠 ・もともと血圧が高め ・持病がある
・肥満傾向 ・ヘマクリット値が高い ・高年初産
私は当然ながら高年初産にあたる。
妊娠高血圧症候群になってしまうと色んなトラブルの原因
になってしまいます。
それでなくても高齢初産というだけでハイリスクな私。
気をつけることで回避できるなら毎日血圧を測ろう!
早速スイッチОN!
ウィーーーーーーンと作動音が鳴り、締め付け開始。
気になるから毎日測って妊娠高血圧症候群を予防しよう♪