タイミング療法からのステップアップ人工授精
自分が不妊症かもしれないと、思いつつも
「タイミング療法」で何とかなるかもしれない。
いえ、何とかなってほしい!!と思っていました。
不妊治療の検査を行いながら、タイミング療法で
頑張ってみましたが結果はダメ。
原因はやはり私の右側の卵管閉塞 。
と、思いきや…原因は主人の精子無力症でした。
精子無力症とは。
細く険しい卵管を元気のない精子は卵管を通って
行く力がないの症状。
結果、
タイミング療法からのステップアップすることに。
初めての人工授精です!
人工授精は排卵日にあわせ、精子を子宮に送り込む
というもの。
人工授精は自然妊娠と同じです。
タイミング療法と似ています。
違う点は人工的に送り込むこと。
そして、その送り込む精子が受精しやすいように
濃縮処理やパーコール法等の処理されていること。
厳選された精子が送り込まれることによって、
妊娠率が上がるのです。
体外受精じゃなくて人工授精でいいの?という葛藤
タイミング療法から人工授精へのステップアップ。
ただ、「本当にそれでいいの?本当に?」という
思いが頭を離れません。
私の片側卵管閉塞。
それに加えて主人の精子無力症。
卵管造影検査後に看護師さんがおっしゃった言葉が
頭の中をぐるぐる回ります…
![看護師さん](https://nin.rinyushoku.org/wp-content/uploads/2020/12/yl224505895512114214320.png)
体外受精をすすめるわ。
年齢的にね、時間をかけるのはもったいない
確かにそう思います。
タイミング療法に人工授精。
1ヶ月に1度しかない排卵のタイミングを人工授精に
使っていいの?
とはいえ、先生がすすめたのは人工授精。
体外受精が頭にない主人です。
何とか人工授精が成功することを祈るばかり…
初めて受ける人工授精の日
はじめての人工授精の日。
主人と二人で病院を訪れました。
前日のエコーで排卵直前であることは確認済み。
まずは、主人の精子採精。
頑張って!と主人を採精室に見送りました。
その後、処理のために1時間程度かかります。
二人で病院を出て、お茶しに出かけました。
「いい結果だといいね」と言いながら、言葉は少なめ。
1時間後、病院に戻りましたが、激混みの病院です。
なかなか呼ばれません。
さらに1時間後、やっと名前が呼ばれ診察室へ。
先ほどの採精した結果を見せられました。
先生はあまりいい顔はしていません。
その顔だけで結果は良くないことが分かりました。
![院長先生1](https://nin.rinyushoku.org/wp-content/uploads/2020/12/ym201240661712111214336.png)
精子の運動率が悪いです。
処理後は少し上がっていますが、
かなり難しい状態ですね。
処理前と処理後の検査結果を見せてもらいました。
モニターには精子の映像が映っていました。
動いています♪
初めてみる精子の映像。
本当におたまじゃくしみたいでビックリ。
主人もビックリ。
ただ、元気に動いている数は少ない…
難しいかもしれないなと感じました。