子宮鏡検査とは?検査のタイミング、費用はいくらかかる?
子宮鏡検査はとは、子宮の内部をチェックするもの。
子宮筋腫、子宮奇形、子宮内膜ポリープ、子宮腔内の癒着があるかどうか、
不妊の原因がはっきりしない時などにも行います。
先端にカメラが搭載された器具で観察し、おおよそ30分ほどで終了します。
子宮鏡検査を受けるタイミングとは?
子宮鏡検査はいつでも受けられるわけではないとのこと。
生理が終わった直後から排卵日前に行います。
子宮鏡検査の費用はいくらかかる?
基本的には検査費用は保険適用となっています。
検査費用は病院によって異なりますが、3000円~10,000円程度。
また、麻酔の有無やポリープの切除などによって費用が変わってきます。
初めての子宮鏡検査、妊娠のため癒着がないかをチェック!
はじめての子宮鏡検査の日がやってきました。
「子宮鏡検査」とネットで検索すると真っ先に出てくるのが…
「痛い」「痛み」といった言葉。
やっぱり、子宮鏡検査は痛いんだ…覚悟するしかない!
流産手術後20日でやってきた生理。
この生理が終わった後に子宮鏡検査です。
生理中であれば、濁って見えにくいからだそう。
そのため、子宮鏡検査は生理が終わって2日~3日がベストらしいです。
もしも、子宮内で癒着があれば、妊娠しにくくなってしまう。
癒着を放っておけば、子宮内が完全に癒着してしまう可能性がある。
子宮内が完全に癒着してしまえば、排卵が起こらなくなってしまう。
そうなれば、無排卵不妊症になる危険性がある。
子宮鏡検査は子宮内をチェックし、癒着があれば剥離するというのが今回の目的。
子宮鏡検査は痛い?麻酔するのに効かないってホント?!
検査着に着替え、検査室へ。
検査台に横になってから、看護師さんに聞いてみました。
「子宮鏡検査、痛いですか?」と。
看護師さんは、
「痛みは人ぞれぞれみたいですよ。
初めに、入り口に麻酔をします。
スコープを挿入する時に擦れる痛みがあります。
そのための麻酔です。
この麻酔で人によっては、頭がボーっとする方がいます。
あとは、ガンガンガンといったような耳鳴りがする方も。
5分~10分すると、それは和らぎますから大丈夫です」
「痛いと思ってたんですが、麻酔するなら大丈夫ですね」
と、ほっとしたのも束の間…
看護師さんは続けました。
「いえ、麻酔が効いている入り口だけなんです。
残念ながら子宮の中までは麻酔は効きません。
生理痛のようなズンとした痛みがある場合があります。
痛みは暫く続くかもしれませんし、麻酔の副作用がある方も」とのこと。
なふほど~ 子宮の中は麻酔なしってことか。
お腹の奥が痛いってことかな?
それに、麻酔の副作用がキツそう。
吐き気が酷いという話… 聞いておいてよかった。
知らなかったら、痛みの衝撃が大きいかもしれない。
恐るべし!子宮鏡検査、お腹がズンズン!耳鳴りガンガン!
はじめての子宮鏡検査が始まりました。
「では、麻酔しますからね」
と先生の声と同時に、冷たいものを感じました。
すると、直後から頭がボォーっとしはじめ、頭はくらっくら。
看護師さんの言っていた通りです。
さらに耳の奥で激しい音が響き始めました!
グァン!グァン!グァン!
これが耳鳴り?!
いやいや、耳鳴りなんてレベルじゃなーーい!
なんも聞こえなーーーーい!
子宮鏡検査が始まり、スコープ挿入開始。
今度は、お腹の奥の奥の方でズンズンと激痛!!
頭はくらくらするし、耳鳴りは大音量だし、お腹は痛いし、
色んなことが同時に起こって、激しく動揺。
子宮鏡検査が痛いっていうより、なんかぐちゃぐちゃっっ!!
子宮鏡検査、恐るべし!
「はい、子宮の中… 癒着は全くありません。
子宮はとても綺麗ですよ」
(恐らく、そう言ってたと思う。耳鳴りでよく聞こえないのだ)
子宮鏡検査だから見たいのに、モニターを見ることが出来ない。
耳鳴りが凄すぎて、先生の声は遠くに聞こえます。
お腹は生理痛の痛みとはちょっと違う。
ズンズン!って押されて、響いている感じ。
子宮鏡検査の痛みは卵管造影検査ほどの激痛ではありませんでした。
ただ、頭痛と耳鳴りの相乗効果はなかなかのもの。
頭痛は子宮鏡検査が終わる頃にはなくなりました。(約10分程度)
耳鳴りは検査後もガンガンしたまま。(約20分程度)
先生が今後の凍結胚移植に向けてのお話をされていましたが、聞こえない…
それでなくても、先生いつもボソボソってしゃべるのに。
お腹の痛みはかなり持続していました。
子宮鏡検査が終わり、今後のお話を聞き、お薬を貰い、お会計を済ませ、
病院を出ても30分程は、お腹の奥がズンズン!痛みがありました。
とりあえず、癒着もなくほっとしました。
これで、凍結胚移植へ進むことができます。