なぜ?40代の流産は普通だから不育症検査の必要なし
不育症の検査を受けてきました。
不育症の検査を決断したのは、やはり2度の流産がきっかけ。
40代なら2度の流産は当たり前だと先生はおっしゃっていました。
だから「不育症検査は受けなくてもいい」…と。
確かに40代の流産率はく、2度どころか4、5、6・・・度と回数も
多いのが一般的。
調べても原因不明なことが多い不育症検査は時間とお金が勿体ない
ともおっしゃっていました。
でも、もし不育症だったら?
次の体外受精も不育症が原因で流産してしまったとしたら?
そう考えると、不安要素は確認しておきたいと思いました。
なにより、気になったのが2度とも心拍確認後の流産であったこと。
そのことに関しては先生もあまり無いことだと気にしておられました。
不育症の検査を受けてみようと思ったキッカケでした。
はじめて不育症の検査うけるためのカウンセリングへ
通院している病院では不育症の検査は実施していません。
そのため、初めて別の病院へ。
紹介状はもらっていないので、これまでのデータを持参。
データの中身にしっかり目を通してくださいました。
血液検査前に、不妊カウンセラーの方と1対1でカウンセリング。
これまでの経緯とこれからの事。
こんなにもじっくり話を聞いて下さるとは思っていなかったので、大感激!
1時間半以上も話し込んでいました。
違う病院で、違った治療方針、違った意見。
うん。それもアリだな、と感じました。
不育症の検査は血液検査のみ。
この数日後に主人も染色体検査を受けました。
あとは生理中に受ける内分泌系の検査を残すのみ。
流産は妊娠10週になると1%程度。
それ以降になると、確率はもっと低くなります。
そして、妊娠10週以降の流産は不育症の可能性が非常に高いです。
しかし、不育症は検査をしても異常が見つからないことが多いんです。
原因不明の不育症ですね。
検査費用は高く、時間もかかる。
染色体異常は厳しいけれど、それ以外、免疫系や凝固系に何か見つかればいいんですけどね。
看護師さんはそうおっしゃっていました。
不育症検査結果「原因は、年齢とプロラクチン」
不育症検査を受けてから、3週間。
主人は仕事のため、私一人で検査結果を聞きに行くことに。
先生は検査結果を見ては、ペンで指し示しながらおっしゃった。
「お二人とも染色体異常はなし。
これもこれも、大丈夫、これも、問題ない…
あ、しいて言えば、少しプロラクチンが高めですかね」
「プロラクチン…?」
「プロラクチン。この値が高いと着床しにくい。
まぁ不妊症の原因になるといわれている1つですね」
着床しにくい…?!
今のところ、私は打率10割なんです。
体外受精4回、すべて着床してる。
先生の言うとおり、私は妊娠しやすい体質ってことなのかも。
「プロラクチンは少し気になりますが、まぁというレベルです。
不育症の場合は原因不明というのが多いですから」
「原因不明…」
「いえ、必ずしもそういうわけでは。
失礼ですが、あなたの場合。
不妊の原因は“43歳という年齢”ですね」
不育症の検査は終了。
検査で問題があれば延期かと思っていましたが、特には問題なし。
流産から4度の生理を迎え、ようやく凍結胚移植!
あの流産からもうすぐ4ヶ月…とてもとても長い時間でした。
少々の不安と不信感がありますが、いよいよ5度目の体外受精!