前置胎盤に高齢出産。
ハイリスクな私のマタニティライフは安静一色。
赤ちゃんのために、出産まで入院を覚悟しました。
妊娠30週、お腹の張りって何？張りが分からない！
妊娠30週。楽しみしていた外泊で突然の出血。
といってもほんのちょっと。
それでも病院に戻らなければならないなんて…ショック。
のんびりと自宅で過ごし、ゆっくりと寝るだけだったのに。
トイレに入らず、寝ちゃってたらダメだったんだろうか。
色んなことを考えながらタクシーで病院へ。
到着したのは午後22時頃。
当直の先生の診察。
出血はほとんどありませんでした。
お腹の痛みはありますか？
ありません。
お腹の張りは感じますか？
張りが良く分からないです。
どういった状態なのか…
当直の先生はその質問にスルー。
男性には分からないのでしょうが、一般的な張りの
感じを教えてもらえると嬉しかったな、と。
診察の後、自分の病室には戻らず、別室で張りをみる
モニターをお腹に装着。
マタニティパジャマに着替えて、点滴が開始されました。
張り止めの点滴をすると入院が長くなる？！
当直の先生は見るからに若い方。
新人の方だな、慣れてなさそうで怖いなぁ。
点滴の針を刺すとき「この病院のやり方がまだ分からなくて」
と、言いながら手際悪そうな手つき。
不安は的中、めちゃくちゃ痛かったです。
後で液が漏れるんじゃないかな～ 青あざになりそうな予感。
部屋中に赤ちゃんの心音が響き、機械には数字が点滅。
沈黙の中、主人は心配そうに横に居てくれました。
その後、20分ほどして看護師さんが来られました。
どうですか？
特には何も…
お腹の張り、感じませんか？
5分毎にきてますよ
えぇ？！5分ごと？そんなに頻繁に？
張りがどういうものか分からないです
これまで張りを感じたことが無かっただけに、張りの症状が
どういうものか分かりません。
でも、そういえば…
何となくお腹が硬くなっているような気がする。
これが張りっていうことなのかな…
良くある症状としては、お腹がカチカチに硬くなったり、
苦しくなったりするそうです。
入院してもこれまでは出血もなく、ただ安静にしている
だけで、張り止めの点滴はありませんでした。
でも、今後はそんなわけにはいかないことを感じました。
入院中、点滴している妊婦さんをたくさん見かけました。
私もその仲間入り。
そういえば、別室の方がおっしゃっていました。
「点滴始まると入院長くなるんですよ」って。
入院が長くなり、週数が早いと出産まで退院できない
ということも少なくないらしいです。
前置胎盤のリスクは大量出血、自覚症状なしでやってくる
妊娠30週。
まだだよ、まだ出産には早いよ。
泣きそうになってたら、主人が言ってくれました。
赤ちゃんが心配するから、そんな顔しない
そうだね。
大丈夫って赤ちゃんに言ってあげないとね
主人は心配しながらも終電で帰って行きました。
その後、トイレに行くと…
えぇーーー！！！ 出血してる…
しかも、今度は大量出血！！！
まさか・・・です。
自覚症状はなかったです。
でも、お腹の張りがあるということは、痛みや出血を伴う
のでしょうから、自分で感じていないだけで、体は危険を
感じていたのだと思います。
妊娠中期のお腹の張り、張った時の対処法とは？
妊娠30週、突然の出血に固まりました。
何で？ 今まで何ともなったのに。
外泊しようとしたのがそんなにいけなかったの？
何で何で何でー？
初めてトイレからナースコールをしました。
これからは、動くときは全て車椅子。
張り止めを増やし、安静状態。
深夜2時半まで別室でモニターを装着です。
その後、張り止めを増やしたことで落ち着いたのでしょうか、
やっと病室に戻ることが出来ました。
腕には点滴。
予定日まではまだ2ヶ月もあります。
心拍はしっかりしていて、赤ちゃんは元気。
まだだよ。
まだ頑張るから！私の胎盤何とか持ちこたえてほしい。
お隣さんのイビキが響き渡る病室。
この夜、不安でなかなか寝付けませんでした。
出産まで退院はないかもしれません。
順調ならあと2ヶ月弱、それはもう覚悟が出来ました。
張り・出血には安静しかありません。
