凍結胚移植の融解は難しい?胚の変異であっけなく中止

凍結胚移植また中止

凍結胚移植できる!内膜は7mmしかないのに大丈夫?

凍結胚移植のために、生理D14日目(排卵頃)に病院へ。

2度目の流産からやっと次へ進むことが出来る。

久々の内診室。

モニターで子宮内を見てみると、大きくはないものの卵子が見えた。

 

以前、卵が無くて不安があったのでほっとひと安心。

「排卵は終わったところのようですね。

では、凍結胚移植、1週間後で大丈夫ですか?」

 

「はい!」

 

やっと、やっと、凍結胚移植へ進める!

流産手術をしてから4ヶ月です、長かったぁぁぁ

喜びを噛み締めている私に先生は言いました。

 

「うーん。内膜がね、7mmとちょっと薄いです

ただ、あなたの場合、前回も7mmで妊娠していますね。

妊娠しやすいですから、恐らく大丈夫でしょう。

膣座薬とエストラーナを出しておきますので、忘れずに」

 

え・・・内膜7mmで強行突破しちゃうんですね。

胚移植までに少しでも子宮内膜の厚みが増しますように。

妊娠したい!完全脱出胚盤胞は妊娠率が高いはず!

内膜が7mmかぁ… 決して厚くはない数字。

いえ、完全に薄い方です。

普通なら内膜の厚みは10mmは欲しいところ。

 

凍結胚移植の前日に凍結胚を融解。

培養を続け、翌・凍結胚移植の2時間前に凍結胚の確認の電話を入れます。

そして、移植の有無が決定が告げられます。

 

 

前回、凍結胚移植の時に解凍した2つの卵のうち残っているのは1つ。

凍結胚移植は完全脱出胚盤胞で妊娠率が高いと言われました。

多胎妊娠を避けるために戻したのは1つだけ。

 

そして、残りの卵1つが再凍結されました。

その時、すでに凍結胚は脱出胚盤胞まで育っていました。

脱出胚盤胞は着床寸前の状態

 

前回も脱出胚盤胞を移植して妊娠出来ました。

残念ながら流産してしまいましたが…

 

前回のグレードが普通に対し、今回はそれよりもグレードが低いとのこと。

確かに、あまり綺麗な状態とは言えないかも。

解凍時に崩壊する可能性があると培養士さんに言われています

 

でも、この脱出胚盤胞が凍結胚の最後になります。

もしも、もしも、解凍時に崩壊してしまったら…

いえ、そんなことは考えないでおこう。

きっと大丈夫!

凍結胚移植は1週間後です。

5度目の体外受精は叶うことなく胚変異で中止

凍結胚移植はこれで2度目(体外受精は5度目)

しかも、今回は脱出胚盤胞まで育っています。

 

脱出胚盤胞は胚が完全に透明帯をやぶって脱出した状態なので、着床寸前!

妊娠する確率も高い!

当然、期待が膨らみます。

 

今度こそ、 妊娠したい! 妊娠させてください!

卵ちゃん、今からお迎えに行くからね!

昨年、凍結解凍後に受精卵が崩壊してしまったことが頭を過ぎる…

どうか無事であってほしい!

そう願いながら、凍結胚の培養状況を聞くため病院へ電話をいれました。

 

培養士さんの言葉は…

「昨日から培養していましたが、胚が変異しています

この状態では胚移植はできません。

残念ですが、今日の移植は中止です

 

前回の凍結胚移植のグレードは普通。

今回の凍結胚はそれよりもグレードは低いと聞いていました。

でも、凍結に耐えた強い子だから大丈夫!

絶対、妊娠するんだ!と願っていただけにショック。

 

脱出胚盤胞まで育っていても、ダメなんだ…でも、この卵ちゃんは再凍結したもの。

2度の凍結、2度の解凍は大きな負担だったはず。

ごめんね、辛かったよね。

そう考えると愛おしい。

あなたに会いたかったよ。

凍結胚移植中止の説明、最後は卵の持っている力って…

凍結胚移植は胚の変異により中止となりました。

ですが、培養士さんからの説明があると言われ、午後に病院へ。

 

培養士さんからの説明

「解凍した昨日は順調だったんですが、

今日になって変異してしまいました。

凍結・解凍に卵が耐えられなかった。

 もしくは、最初から耐えられない弱い卵だったか、ですね。

 

最後は卵の持っている力ですから」

 

本当にそうなのだろうか。

 

卵だけのせいなのだろうか。

胚盤胞を凍結・解凍し、順調に脱出胚盤胞まで育っていました。

 

その時、強い元気な卵だと言われたのを覚えています。

そして、多胎の可能性があるとして子宮には戻さず、再凍結。

更に今回、また解凍。

 

 

2度の凍結・解凍の負担は大きかったはず。

前回に2つとも戻していれば、もしかすると…なんて。

卵の解凍・培養写真を見ながらそんな事を考えていました。

中止でもかかる高額な培養費用にクラクラする~!

 

凍結胚変異の説明が終了。

培養士さんが発した言葉にげんなりしました。

 

「今後の治療について、先生からのお話です。

血液検査を受けていますよね。

卵が良くなかったということは、やはり体作り、卵若返りから

何を指導するかを決める上でもう一度血液検査を受けて下さい。

ですから、次回は生理期間を外して、血液検査で来院下さい。

結果を見て、栄養指導などが出来ると思います。とのことです」

 

でたっ 血液検査と体作り!

何度聞いたことか、その言葉…

転院すれば、また一から検査があるかもしれない。

もっと時間がかかるかもしれない。

 

主人は「すぐに次の体外受精に進ませてほしいって、先生に頼み込んで

みたらどうかな」と言っていました。

でも、先生は顔も出さずに、同じく血液検査と体作りを…と。

 

決心がつきました。

私は前に進みたい。

だから、転院します!

 

本日のお会計 ¥32,500-

お会計で言われました。

「割引してありますからね」ですって…

(胚融解・培養¥50000-割引20000円)と記載されてました。

 

移植も出来ず、先生の診察もなく、32,500円!

日頃のお買い物では1円、10円を切り詰めて頑張っているのに。

不妊治療費で金銭感覚がおかしくなっています。

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